伯母が栽培した黒豆を枝付きでくれました。生の黒豆って初めてでした。さやから豆を取り出してみると、表皮が薄い紫色で、中身は緑色をしています。皮を色付けているアントシアニンには、抗酸化作用で血液をサラサラにする効果があるそうです。 黒豆はもちろん乾燥豆でもいいです。地中海食でも頻繁に乾燥豆が使われます。植物性の重要なタンパク源です。そして”豆”と言えば南米でも良く食べられていますね。このレシピはブラジルの伝統料理、フェジョアーダをアレンジしてみました。フェジョアーダは豆と肉を煮込む料理ですが、これは肉は使わず豆を多くしてベジタリアンのレシピになっています。
そして、香辛料を使って身体を温める辛~いスープにしました。辛さはお好みで調整してください。私は感覚過敏なのであまり辛い味付けはできないのですが、グルメな人たちは辛い物を好まれる傾向があるような気がします。どうでしょうか…?
材料 2人分
茹でた黒豆 200g (下茹で用 ローリエと香味野菜:ニンジン、セロリ、タマネギなどの切れ端)
黒豆の茹で汁 レードル1杯分 *茹で方は下記「レシピのポイント」参照
赤玉ねぎ 1個
ニンニク 1片
トマトピューレ 250g ※なければホールトマト缶のトマトをミキサーでピューレにする。トマト缶はダイスではなくホールを使いましょう。
トマト 1個
万願寺とうがらし 2本
クミン 小さじ1
コリアンダー(ホール) 大さじ1
粉末コリアンダー 小さじ2
カイエンヌペッパー 小さじ1
塩・コショウ 適量
EXVオリーブオイル 大さじ2
※お好みで唐辛子風味のオリーブオイル 『ピッカントーリオ』 少々
作り方
1. 鍋でオリーブオイル大さじ2を熱して、角切りにした赤玉ねぎを透明になるまで炒めます。ニンニク1片のみじん切りを加えてさらに1分炒めます。
2. 茹でた黒豆、トマトピューレ、レードル1杯分の黒豆の茹で汁、角切りにしたトマト、クミン、カイエンヌペッパーを鍋に加えます。火を弱めて6~7分煮ます。
3. ホールのコリアンダーをビンの底などを使って潰し、そのうち4分の3を鍋に加えて2分煮ます。
4. ざく切りにした万願寺とうがらしを加えて、さっと混ぜます。お皿にスープを入れ、残りのコリアンダーを散らしてサーブします。
※お好みで仕上げに「デッロルト 唐辛子風味のオリーブオイル ピッカントーリオ」を回しかけて辛みをアップしてください。寒い季節には体が暖まりますよ。
レシピのポイント
- 黒豆の下茹で:100gの乾燥黒豆を一晩水に浸けておき、ざるに上げる。深めの鍋nに戻した黒豆、香味野菜とローリエ、300mlの水を入れて中火にかける。沸騰したら500ml の水を加え弱火で50分間茹でます。残り5分になったら塩5gを加えます。茹で終わったら豆をザルに上げます。この時レードル1杯分の茹で汁を取っておきスープに使います。切れ端程度の香味野菜でもいいので入れて茹でると良い香りになります。残った茹で汁は、青魚を煮るのに使うと良いです。
- 万願寺とうがらしを入れたら、あまり火を入れずフレッシュな歯ごたえが感じられるように仕上げます。熱を加え過ぎずに野菜の酵素を摂りたいからです。
このレシピで使っているオリーブオイル
【黒豆の辛いスープ】に使ったオリーブオイルは、調理用に「デッロルト EXVオリーブオイル クラッシコ 250ml」です。苦味も辛味もしっかりと効いたEXVオリーブオイルです。
仕上げ用には「デッロルト 唐辛子風味のオリーブオイル ピッカントーリオ 250ml」です。辛味にインパクトをつける唐辛子フレーバーのEXVオリーブオイルです。
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