イタリア・カンパニア州でワイナリーが自家農園で栽培するオリーブを圧搾する、
「ロリヴェート エキストラヴァージン・オリーブオイル」をご紹介いたします。
ロリヴェート農園は、世界遺産に登録された絶景を誇るアマルフィ海岸の終着点、
サレルノの街からなだらかに広がる丘にあります。
延々と続くオリーブ畑を抜けると、農園の入り口です。
ここでワイナリー「カーサ・ディ・バアル」が、カンパニア産のワインを作るかたわら、
減農薬でオリーブ栽培とオイルの圧搾を行っています。
本業がワイン造りの一家が、農園で収穫したオリーブを搾って作っていた
オリーブオイルは、もともと家族が使うためのものでした。
オイルの品質の良さが評判を呼び、当時の農園主ハンニバル氏の決断で
1998年から一般向けに販売することになりました。
オイルは、そのままの栄養成分を守るため、「ノンフィルター/無濾過」で
仕上げています。マイルドでデリケートな風味はイタリアンから和食まで様々な
お料理に合わせていただけます。
自家農園のオリーブだけを圧搾する、「シングルエステート」の
エキストラヴァージン・オリーブオイルを
どうぞお楽しみください。
●南イタリアのオリーブオイルに特有のマイルドで果実味が豊かな、ミディアム・フルーティーです。
【おすすめの使い方】
- パンにつけて食べるのにも、お料理の仕上げにたらしても良いです。
- 冷やしそうめんをオリーブオイルとお塩で。
- 南イタリア産のオリーブオイルならでは、特にトマトを煮込むお料理に最適です。フレッシュトマトとバジルを使って生パスタのソースに。
- マヨネーズ、アイオリソースを作るのに適したデリケートな風味です。
- タコやイカなどの魚介を使ったサラダ、イワシのマリネに。
- 鶏肉や、アクアパッツァ、ブイヤベースなど魚介の煮込み料理に。
このオリーブオイルを使って、自家製ツナのオイル煮を作ってみませんか?パスタに和えてもサラダに加えても美味しいです!
レシピはこちら⇒自家製ツナ【カツオのオリーブオイル煮】
【このオリーブオイルについて】
栽培されているのはカンパニア州、ピチェンティーニ山系に特有品種のオリーブです。10月~11月末までに収穫されたオリーブは、24時間以内に農園内にある搾油所で粉砕・低温圧搾(コールドプレス)されます。
搾油後のオリーブオイルは微量有効成分を失わないようノンフィルター(無濾過)でステンレスタンクに保管され、10~18℃で温度管理されます。化学溶剤を使わず、機械で叩く・すり潰すなど物理的な方法で圧搾し、脱酸や脱臭、脱色などの化学的処理は行っていません。またフィルターで澱(おり)を取り除いていないため、オイルはベルベットのような厚みのある緑色をしています。そして時間の経過とともに黄金色がかった色になり、ボトルの底にはオリーブの搾りかすが沈殿します。
マイルドでデリケートな風味はイタリアンから和食まで様々なお料理に合わせていただけます。
■オリーブ品種:ロトンデッラ、フラントイオ、レッチーノ
■風味:ミディアム・フルーティー。刈ったばかりの草とオリーブの香り、緑のトマトとアーティチョークを感じさせる果実味があります。
■相性のよい食材/お料理:豆類のスープ、ブルスケッタ、サラダ全般、魚のカルパッチョ、イワシのマリネ、魚介類の煮込み、野菜のパスタ、鶏肉のロースト。マヨネーズ、ヨーグルトソースや基本のヴィネグレット作りに。
■生産地域:カンパニア州サレルノ県モンテコルヴィーノ・ロヴェッラ
■標高:150m
■製品の展開:250ml、500ml、5L
【生産者について】
ロリヴェート農園はアマルフィ海岸の終着点、サレルノの街から内陸方面へ向かって広がる丘にあります。
本業はカンパニア州産のワイン造りです。一家が農園内で栽培し圧搾していたオリーブオイルは、家族が使うためのものでした。
1988年に水車小屋を買い取って、改築した搾油所でオリーブオイル作りは始まりました。
その後は技術革新を重ねて、1998年から「ロリヴェート」の商標で一般消費者に向けエキストラヴァージン・オリーブオイルを販売しています。
9月始めに農園を訪問しました。ちょうどワイン造りのためのブドウの収穫時期でした。
ご多忙の折でしたが、とても親切で丁寧に対応してくださいました。
農園内にはオリーブ畑とブドウ畑以外に、たくさんの果樹が栽培されています。
■自社農園:面積約20ヘクタール、IPM(総合的病害虫・雑草管理;Integrated Pest Management)農法を採用
■栽培法:伝統的栽培法
■収穫法:手摘み+機械式
■搾油/抽出方法:家族経営の搾油所、連続サイクル方式(遠心分離法)
ロリヴェート農園の考え方 ロリヴェート農園はIPM(総合的病害虫・雑草管理)という手法を用います。これは、できる限り農薬の使用を控えて栽培する農法です。オリーブにつく寄生虫による危険度が、一定のラインを超えた場合にのみ最小限に抑えた施薬が行われます。 慣行農法では暦通り(開花前、果実の成熟期など)にオリーブにつく寄生虫を化学薬品で駆除します。寄生虫が実際についているかや、その危険度は考慮されません。収量を上げなければいけないためにやむを得ず行われています。 しかしながら農産物や環境に与える影響は無視できないものです。土壌は疲弊して肥沃さを失いますし、微生物相は破壊され環境汚染と、結果的にオリーブとオリーブオイルの汚染へとつながります。また農薬の成分は他の植物や近くで栽培される農産物にも散布されます。 そこで化学的防除はオリーブへの害虫の被害と経済的な損失が、限界を超えたと判断される場合にのみ行います。その前にできる限りほかの方法で対処します。環境負荷の少ない自然な方法を取り入れたり、害虫や厳しい自然環境に耐える力を持っているオリーブの品種を選んでいます。 オリーブ畑のそばでは、ミツバチの巣箱を並べて養蜂をしています。ここでは、どうしても害虫対策をしなければならないとき、最低限の化学薬品が使われます。より効果的で環境負荷が少ない薬品を選び、もっとも適切な時期に処置します。蜂はその薬剤の強さや量が適切かどうかをモニタリングする役目をします。蜂が元気に飛び回っているのは、環境に配慮した対策ができているというしるしだそうです。 |
西表島のシルクスクリーン印刷工房SERIX(セリックス)さんでプリントしていただいています。 |
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